随想〜新型3シリーズ発表に思う - Car Life
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Dachi

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BMWは、現在開催中のパリモーターショーにおいて、7代目の3シリーズ、G20型を発表した。

(詳細は、以下のサイト参照)
https://carview.yahoo.co.jp/article/photo/20181003-20104331-carview/?t=0

BMWは、実物を見るまでは評価は禁物と言われるも・・・ついに3シリーズも全長4.7mの大台に乗ったことには複雑な思いを抱かざるを得ない。この全長は、E34型5シリーズ(1988-1996)とほぼ同じである。そして、車の旋回性能を大きく左右するホイールベース(前後車軸間の距離)は2.8m台の後半と、E39型5シリーズ(1996-2003)を上回る長さとなった。

デザインについても、サイドビュー(特に下部のリアにかけての面の処理)やリアビューは、国産某メーカーと見紛うような、伝統的なドイツ車の文法からはかけ離れたもの(注:国産メーカーデザインを否定している訳ではなく、ドイツ車であるにもかかわらずそのデザインのアイデンティティが薄くなったことを嘆いているもの)。

デザインは好みの問題なので一旦これを差し置いたとしても、サイズの肥大化は、個人的には大問題。幹線道路の移動のみなら良いのだろうが、ご存知の通り、私は山道や非幹線道路を愛する人間。更に小回りがきかないサイズになるのは、実に困った状況である。もっとも、肥大化はBMWのみならず全メーカーに見られる傾向であり(最大市場である米国・中国市場の趣向を忠実に反映した結果)、これをもってBMWのみを責めるのは少々酷であることも理解はしている。が、ここ数年でSUVを中心に派生車種を大きく増やしてきた今なら、儲けるのはそれらに任せて、伝統的車種では旧来の価値観も重視して現状サイズ維持やダウンサイズしたモデルを用意することも可能なはず。走りを売りにするメーカーなのだから、敢えて世のトレンドに抗う見識を示して欲しかったとも思う~あくまで一ユーザーの勝手な妄想ではあるが。

オートモーティブインダストリーを取り巻く環境変化や世界的な(ボリュームゾーンユーザーの)趣向の変化を受け、趣味性の高いコンパクトなセダン・4座クーペが減り、1台で全てを賄うカーライフが成立しづらい世の中になりつつあると感じる。これで、ますますもって、当面は今の車を降りられなくなった。

とはいえ、いつかは乗り換えの時期が来るもの。その時には肥大化のトレンドを所与として受け入れ、最新のモデルに乗り換えることになるのか、はたまた別の選択肢を探すのか。少なくとも、今回の新3シリーズを見て、次回乗り換え時には1台体制を諦め、小型スポーツカーと足車の2台体制に移行する(それに耐えうる甲斐性の向上が前提となることは言うまでもない)という選択肢を、従来よりも真剣に意識し出したことは事実である。


※M3納車時の1ショット。135iとバトンタッチの図
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Comments 2

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amataro  

とうとう発表されましたね、新しい3シリーズ。
もうコードネームは追いつけません(笑)

毎回新しいモデルが出る度に、これは無いわぁ、と思いながら実車を見ると、悪く無いかも、と思っていました。 が、今回は本当に無いなと思いました。
というか、この大きさでは乗れません。

車はモデルチェンジの度に大きくならざるを得ないのですかねぇ。。。

個人の好みも生活環境も歳も変わってくると、色々と別の選択肢もありかなぁと思うようになって来ました。
仰るように2台が理想だと強く思うようになってきましたが、なかなかハードルが高いのも事実で、悩ましい限りです。

そうやってあーだこーだ悩むのも楽しいのですけどね。

2018/10/10 (Wed) 11:59 | EDIT | REPLY |   
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To amataroさん

amataroさん こんにちは

確かに、Eで始まるコードネームが続いた時期が懐かしいです。

みんカラあたりを覗いてみても、新型のデザインやサイズ感は、「BMW=走り回るための車」と捉えている向きは概ね微妙な評価、「BMW=高級車」と考えている向きは(ミニ5シリーズ然とした雰囲気ゆえに)高く評価、と、概ね2分されているような印象です。実物に触れてみないと最終評価は下せませんし、機能的には確実に洗練されているのでしょうが、私は走るための車としてBMWを選んでいる前者のカテゴリーの人間ですからねぇ。。。

>そうやってあーだこーだ悩むのも楽しいのですけどね。
まさにそうですね。これもまたカーライフにおける大きな楽しみの一つだと思います。

2018/10/11 (Thu) 18:20 | EDIT | REPLY |   

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