復習の房総ドライブ - Car Life
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Dachi

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学んだことは速やかに復習し定着を図るのが、学習効率を上げるポイント。これはドライブにおいても例外ではありません。

先般の鉄道での房総旅行で、これまで「点」でしか訪れていなかった外房の鴨川、勝浦・御宿、大原が「線」で繋がり、外房シーサイドをクルーズするイメージが出来上がりました。そして、これまであまり走ったことがなかった養老渓谷エリアを中心とした道群にも快適に走れそうなところが少なからずあることを、小湊鉄道の車窓から学びました。時節は紅葉終盤の頃。養老渓谷は千葉随一の紅葉スポットでありこの日も多くの人出が予想されるも、人よりずっと早く動けば渋滞を避けて楽しめるだろうとの読みから、電車旅から帰った一週間後の早朝に、車を駆り出し房総へ向かいました。題して「電車旅ルートを逆回りで駆け抜けるドライブ」です。

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最初のチェックインポイント「海ほたるPA」に到着。未だ漆黒の闇が空を覆う中、コンビニのパンで軽く腹ごなしを済ませリスタート。東京湾を渡り木更津JCTを超えようかという頃になって、漸く少しずつ空に明るみが差してきました。

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アクアラインとその先の圏央道とも、こんな時間から皆どこへ行くのだろうと思うほど車が多かったですが、一般道に降りると目論見通り交通量は激減。この日のドライブの実質的なスタート地点とした、小湊鉄道の上総牛久駅に向かいます。ここは先般の旅行でトロッコ列車の終点となった場所。あの時は大勢の観光客で賑わっていましたが、こんな早朝(6時過ぎ)には、早出の駅員以外誰もいません。朝の静寂の中で響き渡る五井行きキハ200系車両のアイドリング音を聞きながら一週間前の記憶に思いを巡らせ、この日のドライブを開始しました。

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上総牛久からはK81清澄養老ラインを南下、小湊鉄道と並行して走ります。車窓に見えてきた上総久保駅の大銀杏は、先週時点ではまだ黄金色の葉を多く纏っていましたが、一週間を経てかなり葉が落ちていました。紅葉はもう終盤ですね。前走車に詰まることなくマイペースで走り、想定より早く養老渓谷駅に到着。あと数時間もすれば大勢の観光客で賑わうであろうこの駅ですが、7時前の時間帯には人っ子一人いません(駅員も出勤前です)。無人の駅舎を一回りした後、小湊鉄道の終点且ついすみ鉄道への接続駅である上総中野まで一気に走りました。当然ながらここも無人状態。

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上総中野からはR465を経て大多喜の駅へ。一週間前にお世話になった「いすみ300&350型」気動車が佇んでいましたが、敢えてここに立ち寄った目的の一つは、前回来訪時に撮り損ねたお宝列車の写真を撮るため。

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JRより譲渡されたキハ52&キハ28から成る2両編成です。50年以上前に製造されたこの形式の気動車が現役で稼働しているのは、日本広しと言えどもここだけ。小湊鉄道のキハ200(キハ52と同系車)とともに、重要文化財級の列車です。急行列車としての通常運用のほか、レストラン列車等の企画列車としても運用されているようであり、機会があればぜひ乗ってみたいものです。

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大多喜は、徳川四天王の一人であり戦国時代最強の武将の一角にも数えられる本多忠勝が治めた町。城下町の面影を残す町並み風景の中で車の写真を撮ってみたかったというのが、ここを訪れたもう一つの目的です。

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大多喜からは、R465→K82→K176と辿って外房の御宿へ。里山と田園風景の中を抜け、外房線のガードをくぐって右折すれば、そこは御宿の駅。そこから数分の行程で、これまた一週間ぶりの御宿海岸に到着です。前回のような青空ではなく曇天模様でしたが、この日も元気にサーファー達が練習に勤しんでいました。

御宿からは、シーサイドのR128を南下。途中、勝浦でご当地グルメのタンタン麺を食べようとするも、時間が早すぎて店が開いていなかったので(涙)、そのまま安房天津まで下り、前半戦で北パートを走ったK81清澄養老ラインの南パートを走ることにしました。未だ建設工事中の天津ループ橋を見上げながら、千葉県で3番目に高い山である清澄山(377m)に向け標高を上げていきます。実は初めての走行だったこの南パート部分、1.2~1.5車線の未改良狭隘区間が多い割には対向車が頻繁にやってきたのはやや意外でしたが、適度な緊張感を楽しみながら走破することができました。七里川温泉が見えてくると南パートもほぼ終了。突き当たったR465を西進し、亀山湖にてショートブレイクを取ることにしました。

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亀山湖は、千葉県内で最大の貯水量を誇るダム。「最大」とは言え、低山しかない千葉なので、ダム堤高も35m程度しかなく、非常にコンパクトなダムです。

リスタート後は、R465からK182もみじロードに入り、紅葉終盤の真っ赤なもみじを車窓から眺めてドライブを締めようと思ったのですが、この選択は大誤算。確かに紅葉はまだ楽しめたのですが、観光目的ののんびり車が多く出ていて、辛抱のドライブを余儀なくされました。こんなことならK88で下っておけば良かったな、と。

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K182からK34長狭街道へとスイッチし、内房方面へ。最後のチェックインポイントである「道の駅保田小学校」に入りました。2014年に廃校になった小学校施設を使って運営されている個性的な道の駅です。撤収前に早めの昼食を摂ろうとしたのですが、勝浦でタンタン麺を食べ損ねた私の頭の中には「ラーメン」の文字以外見当たりません(笑) 3年B組という屋号の中華料理屋さんで食べたラーメンはオーソドックスな醤油ラーメンでしたが、なかなかに美味しかったです。

食事を終えて時計を見ると、時刻は11時半。当初予定通り午前中に撤収できそうです。道の駅至近の鋸南保田ICから館山自動車道に入り、アクアライン経由でスムーズに帰京しました。

この日の総走行距離326km、平均速度57km/h、平均燃費8.9km/L。
半日限定であっても、早朝から動けば結構楽しめるものですね。列車の車窓からイメージしたドライブを早々に実行に移せ、いたく満足するとともに、ドライビングスポットとしての房総の奥の深さを改めて思い知ったのでした。
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Comments 2

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amataro  

dachiさん こんにちは

電車で回ったルートを車でなぞるというのは新しい試みですね。

やはり車は便利で荷物の重さも考えなくていいし、時間も自由。 代わりにルートと時間が決まっていて、出来るだけ身がるで出かける電車の旅に憧れはあります。

見える景色も車と電車では変わってくると思うので、また違った楽しみがありますね。

2020/12/12 (Sat) 19:47 | EDIT | REPLY |   
Dachi  
To amataroさん

amataroさん こんにちは

電車旅、それもローカル線の旅はいいですよ!
普段ドライブで走るような山あいや海沿いの道路を客観視点(クルマとは見える景色が違います)で巡ることができますので。
そして、その客観観測事象を主観化したのがまさに今回のドライブでした。

・・・って、理屈っぽいことを書いてしまいましたが、要は、楽しみ方の引き出しの数は多ければ多いほどいいじゃん、という感じです^^




2020/12/13 (Sun) 16:53 | EDIT | REPLY |   

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