初陣のOne Day Touring(後編) - Car Life
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Dachi

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道の駅ひだ朝日村を発った一行は、R361を暫く西進、そして「飛騨ぶり街道」なる道を経て「飛騨農園街道」に入った。

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飛騨農園街道は、対向2車線の快走カントリーワインディングロード。高山市の朝日地区から高山市街方面に向かう道の中では最も遠回りするルートなので、交通量は非常に少なく気持ち良く走れる道だった。混雑が予想される高山市街を避けるために、K89を経由してR472に入る。更に北上すると、R41との分岐点にお目当ての昼食処「かをる」が見えてきた。飛騨牛を食べようとの目論見で訪れたこの店だったが、既に多くの客待ちができており、駐車場にも空きが殆どない状態。やむなく断念し、この先に出てきた食事処で食べようとなり、更にR472を北上することにした。

神通川の上流部に相当する宮川に沿いつつ、高山本線と絡みながら北上する。そのまま道なりに進むと、いつの間にか道路標示はR472からR361に変わっていた。県境を越えて富山県に入り、やがてR41に再合流。その先に見えてきた道の駅細入にチェックインし、ここで遅めの昼食をとることにした。

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皆、思い思いに好きなものを買って昼食としている中、私は五平餅と牛串(←ここで飛騨牛を食べる目的を達成)をいただいた。
しかし、待てども待てどもこだまさんとつくばの松さんが到着しないのはどうしたのだろうか。心配して電話やメールを送るも、一向に反応がない。暫くして、suite-spiralさんの電話がこだまさんに繋がった。それによれば、地図上ではこの日の宿方面への最短ルートとなるR471に向かってしまい、大変な目に遭われたとか。

このR471は、いわゆる酷道。岐阜県には、一部区間が廃道と化している"キングオブ酷道"のR418、"落ちたら死ぬ!"の看板で有名なR157など、全国トップクラスの酷道があるが、このR471も"開かずの国道"と呼ばれる有名な酷道。ストリートビューで見るだけでその尋常ならざる様子が伝わってくる。ともあれ、無事に抜けることが出来たということで、何よりであった。

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さて、そんな訳で、はぐれたメンバーの一方であるこだまさんの所在が確認できたことと、そして恐らく松さんもどこかの道を通って宿方面に向かっているのだろうとの見立てから、一同、出発の準備にとりかかった。今回、amataroさんと私は日帰り行程なので、残念ながらここで宿泊組の皆さんとはお別れだ。飛騨から県境を越えて富山まで来てしまい、ここからどうやって東京に帰ろうかと考えたが、中央道・上信越道方面は激しい渋滞が予想されたことから、宿泊組の皆さんからは「北陸道・関越道経由で帰った方が良い」とのリコメンデーションを受けた。最短ルートである安房トンネル→松本→中央道で帰るよりも100km以上の遠回りとなるが、渋滞に巻き込まれるよりは良い、との判断から、それに従うことにした。そして、そう遠くない将来の再会を約束し、道の駅を出発した。

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出発後暫くは、宿泊組の皆さんとともにR41を北上する。K25との分岐点で、西に向かう皆さんとはお別れ。その後はM4とカレラSの2台でR41を北上して富山市街へ。ガソリン補給をしたうえで、富山ICから北陸道に乗り、東へ進路を取った。

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正面に迫る立山連峰&後立山連峰。これまで東側からしか見たことがなかったこれらの山脈を西から見るのは初めてだ。海に迫らんとする3,000m級の山々の威容にただただ圧倒された。

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北陸道はアップダウンが殆どない直線主体の高速道路。こういう単調な道を走れば、人間誰しも睡魔に襲われるもの。やむなく入善PAに入り、眠気覚ましに外の空気を吸った。まだまだ先は長い。十分に覚醒したら出発だ。

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新潟県に入ると、有名な景勝地、親不知子不知が見えてきた。今回は時間がないので素通りするが、いずれまたこのエリアにはゆとりを持って来よう。
そして、更に新潟県内を東に進み、柏崎へ。ここで北陸道を降り、一般道へ。このまま高速道路で真っ直ぐ東京に帰るのでは勿体ないので、ルートのショートカットを図りつつ、もう少しカントリーロードを走ることにしたのだ。夕暮れのR252を南下し、中越の里山を幾つも抜ける。そして、十日町市のお目当ての食事処へ。

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訪れたのは小嶋屋総本店。へぎそばの人気店である。夕食にはやや早めの時間だったのか、待ち時間なしに入店でき、2人で天へぎそば3人前を注文。運ばれてきたそばはそれなりのボリュームがあったが、喉越しが良いのでするする入って行く。さすがに天ぷら3人前はややヘビーであったが、問題なく完食。大いに満足である。店を出る頃には外はすっかり暗くなっており、駐車場はほぼ満車、多くの待ちが出ていた。さすが人気店といったところか。

十日町からはR253を東進し、八箇トンネルを経て南魚沼の街へ。ここから関越道に乗ってしまえば、この日のツーリングは実質的に終了だ。その前に、せめてもう一カ所、写真撮影目的で立ち寄ってみることにした。

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上越線塩沢駅前の牧之通りである。もう10年近く前の昼間にここを訪れた時のことを思い出し、かつての宿場町の雰囲気を再現した町並みは夜に訪れても綺麗なのではないか、と想像して立ち寄ったものだが、果たして予想通り、非常にフォトジェニックな夜の町の風景がそこにあった。

ここで最後の写真撮影を終え、塩沢石打ICから関越道へ。途中、何度かの休憩を挟みながら、渋滞に遭うこともなく順調に東京に帰還した。

家に着いてトリップメーターを見て驚愕。走行時間12h11m、走行距離853km、平均燃費10.6km/L、平均速度72km/Lであった。偶然にもカレラSを契約に行った時(854km)とほぼ同じ走行距離であるが、前回はショップと家との間の往復移動だったのに対し、今回は山間部ワインディング走行も交えてのこの結果である。ガソリン満タンで出発して、給油は富山での1回のみ。しかも帰宅時に半分以上残っているというのは、ガソリン代が高いこのご時世、大変にありがたい。このパワー&排気量のエンジンでこれだけの燃費が出てくれれば言うことはない。

*********
・・・という訳で、総走行距離850km強に及ぶOne Day Touringは、大きな充実感をもって終了しました。
今年は、過去3年連続で続けていた秋のGTには行けませんでしたが、この度のツーリングでは仲間にも天候にも恵まれ、質・量の両面で、慣らしとしては申し分がない内容の走り込みを行い、同時に、GTが挙行できなかったことの留飲を大いに下げることができました。

宿泊組の皆さんは、宿での温泉&食事、そして翌日の行程も含めて存分に楽しまれたようで何よりでした(結局、つくばの松さんもR471に吸い込まれ、大変な目に遭われるも無事宿で合流できたとのことでした)。急な飛び入り参加にも拘らず、快くご同道いただいたことに感謝です。最初から最後までご同道いただいたamataroさんには、直前のプラン告知であるにも関わらずご快諾頂き、そのうえで日帰りでの800km超のタフなドライブにお付き合いいただきありがとうございました。そして、今回のどまん中飛び入り参加のプランを企画いたただき、かつ道中でRRの走らせ方につき都度丁寧なアドバイスをいただいたsuite-spiralさんには改めて感謝申し上げます。

カレラSが我が家にやってきてからの約半月で、都合約1,000km強の距離を走りました。まだまだこの唯一無二のRRスポーツカーの能力の一端を垣間見たばかりではありますが、それでも、このクルマと上手くやっていけそうな確かな手応えを掴むことが出来ました。秋のドライブシーズンは終盤に向かいつつありますが、機会を見つけてまた走りに行きたいと思います!
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Comments 4

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amataro  

Dachiさん こんにちは&お疲れさまでした

私の都合で日帰りのロングツーリングとなってしまいましたが、慣れない車でこの距離はさぞかし疲れたのではないかと想像します。
後ろを走りながら挙動を見ていて、車のベースの違いを感じる部分が多々ありました。 乗り換えてすぐで普通に走れてしまうドライバーの順応性に驚きながら、911が生粋のスポーツカーたる所以を垣間見たドライブでした。

たまたま先導役のwataさんの後ろに続いていたので迷うことなく道の駅まで行けましたが、こだまさんや松さんと同じ道をたどっていたらと思うと身震いする思いです。
最近購入したツーリングまっぷるの字が小さすぎてよく見えないという失敗をしました。 やはり行く先の道を知るうえではナビゲーションではなく地図が必須ですね。 買いなおそうと思っています(笑)

年末という言葉もちらほら聞く時期になってきましたが、またタイミングをみて繰り出しましょう!

2021/11/15 (Mon) 14:05 | EDIT | REPLY |   
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To amataroさん

amataroさん 改めて先日はありがとうございました。

それがですね、思いのほか疲れなかったのですよ。M3も911も、どちらも高いGT性能を備えているなぁと思った次第です。もちろん、M3の方がロングホイールベース+FRなので直進安定性は有利ですし、室内空間のゆとりという面で快適性は高いですけどね^ ^

酷道・険道対策にツーリングマップルは必須ですよね。あと、未踏のエリアに行く時は、余裕が有ればストリートビューでロケハンするのもおすすめですよ。

これからの寒い時期は南関東ドライブの季節。またグルメ&ドライブでくり出しましょう!

2021/11/16 (Tue) 09:20 | EDIT | REPLY |   
suite-spiral  

ロングツーリング、お疲れ様でした。
初めてのツーリングとしては、ややタフな工程となりましたが、様々なシチュエーションやセクションでRRの挙動を感じられたのではないでしょうか。

他のどのレイアウトよりもコーナーリング時に早くアクセルを入れられるRRの特性に慣れて、アクセルで曲げていく感覚を覚えたら愉しくなると思います。

M3との別れを惜しんでくれたamataroさんでしたが、PAでの写真を見ると、メタリックブラックのM4とダークブルーメタリックの991の並びはとても様になっていますね。パートナーのamataroさんとこれから重ねるツーリングが楽しみですね。

2021/11/16 (Tue) 23:49 | EDIT | REPLY |   
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To suite-spiralさん

suite-spiralさん こんにちは

はい、おかげさまで慣らしとしては充分な距離を走れました。仰るような、予備動作なしでターン内側に切り込んでいけ、かなり早いタイミングからトラクションをかけて曲がって行く感覚が愉しくなりつつあります。いわば、最初の印象以上に、乗れば乗るほどジワジワとスルメのようにその味わいを強く感じている状態です。

その後、デイライトアクティベートを行い、レーザー:レーダー探知機も付けたので、安全運転への備えもバッチリです(笑)

どまん中ではDay 2に不運があったようですが、安全に対応ができ、その後も旅を続けられたようで良かったです。早期の復活をお祈りしております。

ぜひまたツーリングご一緒致しましょう!

2021/11/17 (Wed) 09:59 | EDIT | REPLY |   

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