Portlait
たまには人も撮らなければなぁ、と思い、ポートレート写真を撮ってみました。

・・・っていうのは嘘で、これはCGです。
最近話題の生成AIというものを身をもって理解すべく、画像生成AIである「Stable Diffusion」を試してみました。
トライを始めて数時間のシロウトで、不慣れなPromptしか打てなくてもこれだけの画像が出てくるというのは脅威です。その道の達人がやれば殆ど実物と見分けがつかないような画像が生成されるはずで、事実、AI作成写真が写真コンテストで1位をとった例も現れたようです(参考:https://www.businessinsider.jp/post-268754)。こうなってくると、写真芸術とは何なのか、それぞれのフォトグラファーが自分事として改めて再定義する必要が出てくるのではないかと。
リアル(アナログ)とバーチャル(デジタル)。テクノロジーが進んだ現代にあってこれらは背反的なものではなく、共存しうるものだと思っています。そこをどう使うかはそれぞれの価値観次第。ただ、コンテストのような場ではジャンル分けをしっかり行い、これらを峻別して取り扱うのが見識というものでしょう。
なお、どんなにテクノロジーが進化しようとも、私自身は結果のみならずプロセスも楽しむ古い人間なので、フィールドに出てリアルな撮影体験を求め続ける所存です。

・・・っていうのは嘘で、これはCGです。
最近話題の生成AIというものを身をもって理解すべく、画像生成AIである「Stable Diffusion」を試してみました。
トライを始めて数時間のシロウトで、不慣れなPromptしか打てなくてもこれだけの画像が出てくるというのは脅威です。その道の達人がやれば殆ど実物と見分けがつかないような画像が生成されるはずで、事実、AI作成写真が写真コンテストで1位をとった例も現れたようです(参考:https://www.businessinsider.jp/post-268754)。こうなってくると、写真芸術とは何なのか、それぞれのフォトグラファーが自分事として改めて再定義する必要が出てくるのではないかと。
リアル(アナログ)とバーチャル(デジタル)。テクノロジーが進んだ現代にあってこれらは背反的なものではなく、共存しうるものだと思っています。そこをどう使うかはそれぞれの価値観次第。ただ、コンテストのような場ではジャンル分けをしっかり行い、これらを峻別して取り扱うのが見識というものでしょう。
なお、どんなにテクノロジーが進化しようとも、私自身は結果のみならずプロセスも楽しむ古い人間なので、フィールドに出てリアルな撮影体験を求め続ける所存です。
(6/1追記)
最初は面白いなと思って色々試していましたが、途中ではたと我に返りました。「これって、ネット空間に散らばる写真情報を指示内容に従ってAIが合成しているだけじゃないか?」と。あくまで二次創作でしかないんですよね。商用写真にはこれで良いのかもしれませんが、芸術的創造行為ではないなというのが私の現時点での感想です。
最初は面白いなと思って色々試していましたが、途中ではたと我に返りました。「これって、ネット空間に散らばる写真情報を指示内容に従ってAIが合成しているだけじゃないか?」と。あくまで二次創作でしかないんですよね。商用写真にはこれで良いのかもしれませんが、芸術的創造行為ではないなというのが私の現時点での感想です。
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