六十里越から奥会津を巡るツーリング - Car Life
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Dachi

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クルマ仲間のsuite-spiralさん、つくばの松さんamataroさんとともに、新潟・福島・栃木を廻る日帰りツーリングに行ってきました。
実を言うとこの企画、当初開催予定は6月だったものが、直前になって複数メンバーが参加できなくなり1ヶ月延期、そして延期後の7月には、開催前日の午後になってamataroさんに参加できない事態が生じたため、やむを得ず残る3人でコースを変えて(当初予定より短縮して)挙行(「群馬・栃木ツーリング(宇都宮餃子ツアー)」参照)、そしてようやく3度目の正直で、今回無事開催となったものです。

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待ち合わせは、前回同様に関越道赤城高原SA。前の晩に早めに床についたもののあまり熟睡できなかった私は、早めに現地入りしてそこで睡眠を補おうと、午前3時に都内の家を発ちました。そんな早朝の出立だったため、関越道の流れは極めてスムーズで、休憩を挟むことなく順調に赤城高原SAに到着。そこで軽く横になりながら日の出を待ちました。

やがて空が明るくなり、メンバーのクルマが続々と到着。早朝6時だというのに、SAには我々以外にも多くのクルマが集まっていました。さすが夏の行楽シーズンといったところでしょうか。我々はこの先のルート確認を済ませ、早々にツーリングを開始しました。

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関越道を小出ICまで北上し、R252で東へ。道の駅いりひろせで最初のブレイクを取ります。まだ8時前だというのに、既にかなりの暑さ。この先ももっと暑くなることは必至。少しでも快適に走れる時間を増やすべく、軽く休憩を済ませたら早々にスタートしました。

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2年ぶり2度目のR252。新潟・福島県境の峠、六十里越(標高863m)を抜ける道ですが、この六十里越を抜ける区間は、豪雪地帯ゆえに1年の半分はクローズになります。いわば夏季期間限定の道路。長いスノーシェッド区間が続いたかと思えば、尾根筋を走る開放的な区間が現れたりで、退屈することがありません。ほぼ対向車もない貸し切りのような状態で、先頭を行くsuite-spiralさんの997カレラSカブリオレのテールを追いながら一気に田子倉ダムまで駆け抜けました。

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日本屈指の規模を誇る田子倉ダム、そしてその直下の調整池である只見ダムにそれぞれ立ち寄り写真撮影。只見ダムから見る田子倉ダムの堤体の姿はやはり絵になります(これで背後の山に残雪があればなお良し)。

そして、ここからは私が先頭となり、この機会に行ってみたかったスポットを2カ所回ることにしました。

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まずはR252を東進。只見川の豊かな流れを車窓に見ながらクルージングを楽しみます。そして、会津川口駅から少し進んだ先にあるかねやまふれあい広場へ。奥会津屈指の観光スポットである大志集落を只見川越しに展望できる有名スポットです。なお、ここは、手前に只見線の線路が走っており、うまく列車の時間に合わせて訪れればとても映える鉄道&風景写真を撮れること請け合いです。

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続いては、会津水沼駅手前から峠道を登り、フェアリーロードを経て沼沢湖へ。火山噴火の跡地にできたカルデラ湖です。透明度の高い湖水に泳ぐヒメマスの姿を確認できました。

美しい風景を見てしばし涼んだ後、K237の痛快なダウンヒルを経てR400へ。R400は奥会津を縦に貫く主要国道の一つですが、交通量は僅少。この道を南下し、昭和村のやまか食堂で昼食をとることにしました。

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全員で会津名物ソースかつ丼を注文。やや甘酸っぱさがあるソースが絶品で、並盛りでも十分なボリューム。美味しくいただきました。

木賊温泉

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食後は、矢ノ原湿原を経てR401→R352→ 林道舘岩檜枝岐線(小繋ライン)へ。簡単に書きましたが、この行程はかなりの距離と時間を費やし、奥会津の広大さを改めて実感しました。suite-spiralさんの先導で辿り着いたのは、木賊(とくさ)温泉共同浴場岩風呂。クルマを停めて河原沿いの温泉建屋まで50mの山道を降りていくのですが、アブがぶんぶん飛び回る恐怖。刺されないように気を配りながら速やかに脱衣し、お湯に浸かりました。足元から自噴している少し熱めのお湯は、無色透明ながら硫黄の香りがし、泉質も上等。時折顔めがけて空襲を仕掛けてくるアブを追い払いながらまったり湯に浸かっていると、突然空からバケツをひっくり返したような雨が降り出しました。雨に驚いたのか、飛び回っていたアブが退散し、マイペースで温泉を堪能できるようになったのは良かったのですが、問題はここから駐車場までどうやって帰るかということ。スマホで雨雲レーダーをチェックしたところしばらく雨が止む気配はないので、一同意を決して雨に濡れながら一気に駐車場まで駆け上がった次第です。

檜枝岐林道

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激しい雨の中、林道を突き進む一行。この林道舘岩檜枝岐線は路面状況が整っていたのが幸いでしたが、新品リアタイヤに履き替えたばかりで今一感覚がつかみ切れていない私は、無理せず普段よりも安全マージンをしっかり取って走りました。そして、林道を抜けた先でR352に再合流し、道の駅尾瀬檜枝岐でブレイク。雨が上がるのを待って、栃木方面へ向けてリスタートしました。

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R121の道の駅たじまで糖分補給を済ませた後は私が再び先頭となり、夕食処の宇都宮を目指して移動することになりました。普通に移動するだけではやや味気ないので、最後にK19日塩もみじライン→K56八方道路とつないで矢板へ。ここまで走ってきた中で表皮が剥け熱が入ったタイヤと自分の感覚が大分馴染んできたこともあって、良い感触でワインディング走行を終えることができました。そして、矢板北スマートから宇都宮ICへ高速移動。夕食処へ向かいました。

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夕食処は、今回新規開拓した餃子専門店「幸楽」。餃子は焼きと水の2種類のみという直球勝負のお店ですが、前回訪れた高橋餃子店に負けず劣らず美味。住宅街の中にありながら客待ちの列ができていたのも納得です。

夕食終了をもってこの日のツーリングは終了、お開きとなりました。

新潟・福島・栃木の県境エリア、とりわけ奥会津エリアは何度訪れても素晴らしい。いずれの方角からもアクセスが良くないエリアではありますが、だからこそ豊かな自然環境や日本の原風景を感じさせる風景が残っているのだと思います。人の手が入ったモダンなレジャーがお好きな人には全く向きませんが、自然や当地の文化をありのままに楽しめる人にとっては素晴らしい体験ができるエリアではないかと思いますよ。

この日の走行距離722km、平均燃費10.0km/L。
一日で走る距離としては、これまで走った中でも3指に入るもの。とりわけ、全行程中の一般道走行の長さに限ってみれば、今回が過去最長となりました。そして、量もさることながら、質の面でもとても満足でき、長く記憶に残るであろうものとなりました。良き仲間、良き道&景色、良き食事、良き温泉・・・いろいろなものに恵まれた結果ですね。何より、「2度あることは3度ある」ではなく「3度目の正直」をきっちり実現できたのが良かったです(笑)

ご同道いただいたsuite-spiralさん、つくばの松さん、amataroさん、ありがとうございました!


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Comments 6

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wata  

仰る通り、この辺りは最高のドライビング・エリアですよね!
とは言え、デイ・ドライブで700kmオーバーとは走り過ぎにも程がありますし、このルートであれば曲がり過ぎにも程があると思いますよ(笑)。
私は連日の猛暑などもあり、このところ走れていないので、身の引き締まる思いで記事を拝見致しました(伏)。

2023/08/07 (Mon) 20:38 | EDIT | REPLY |   
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To wataさん

wataさん こんにちは。

>とは言え、デイ・ドライブで700kmオーバーとは走り過ぎにも程がありますし、このルートであれば曲がり過ぎにも程があると思いますよ(笑)。
いえいえいえ。同じようなエリアを同等以上の距離で駆け抜けたwataさんの過去ツーリング記を何度か見て参考にさせていただいておりますので、ご謙遜なさらずに(笑)
もとい、奥会津は本当に良いドライビングエリアであることを改めて実感しました。その広大さを考えれば日帰りは少々勿体なかったなとも思いましたが、逆にそのおかげで密度が濃いツーリングになったのではないかと満足しています。

wataさんは、最近は狭隘舗装林道では飽き足らずグラベル走行を嗜んでおられるようですが(笑)、同時に次のGT計画を練っておられるのではないでしょうか?旅心をかき立てられるようなツーリング記、引き続き楽しみにしております。

2023/08/08 (Tue) 08:53 | EDIT | REPLY |   
suite-spiral  

漸くamataroさんの参戦が叶って、只見・奥会津ツーリングが実現しましたね。

前回も560km超でしたが、今回もよく走りました。予想外の土砂降りにあった檜枝岐の林道以外は完全ドライで、変化に富んだルートや原風景のような素晴らしい景色を存分に愉しめましたね。

個人的には矢ノ原湿原の林道とその後の林道がR400をバイパスするルートとして気に入りました。

また涼しくなったら踏み抜きに行きましょう。

2023/08/08 (Tue) 19:34 | EDIT | REPLY |   
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To suite-spiralさん

suite-spiralさん こんにちは。
改めて先日はありがとうございました。

これだけの距離を走る密度の濃いツーリングだったにもかかわらず、ほぼ当初想定通りに成功裏に終了することができた(軌道修正を要する事態にも円滑に対処できた)のは、このエリアを知り尽くし、万一のリスクに備えて先手先手で動いていただいたsuite-spiralさんのおかげです。

R252六十里越は相変わらずの良い道。初めて走った矢ノ原湿原ルート、沼沢湖からのダウンヒル、檜枝岐林道等も素晴らしかったし、R400、R289、R352等の国道群もそれぞれキャラが立っていて、退屈する暇など全くありませんでした。渋滞がない走り放題の環境だと700km強という距離も意外とすんなりと?走れてしまうのですね。今回のツーリングを通じて、また日本が一段と小さくなったような気がします(笑)

是非また宜しくお願い致します!

2023/08/08 (Tue) 23:54 | EDIT | REPLY |   
amataro  

遅くなりましたが、先日はありがとうございました。

やっと実現できた只見ツーリング、思っていた以上の景色と道と食と湯で、ただただ満足、お腹一杯です。

当日集合場所までまた何かあるんじゃないかとヒヤヒヤでしたが、何とか一日走り終えてほっとしていたら、もう1週間も過ぎていました。
編集された動画を拝見して、後味に浸っております。 

後編も楽しみにしております。

2023/08/14 (Mon) 21:05 | EDIT | REPLY |   
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To amataroさん

amataroさん こんにちは。
はい、まさに「全部入り」のツーリングでしたね(笑)
今回は広大な奥会津・只見エリアを日帰りで廻ったためやや駆け足でしたが、今回走って印象に残ったエリアをもう少し深掘りしてみるという楽しみ方があるかと思いますので、ぜひまた訪れてみて下さい(ってアドバイスできるほど、私もこのエリアを走りこめている訳ではありませんが・・・)。

>当日集合場所までまた何かあるんじゃないかとヒヤヒヤでしたが、
今回は自分の番じゃないかと気が気でなく、前の晩なかなか眠れませんでした(苦笑)
人もクルマもノートラブルで長丁場の一日を終えることができ、本当に良かったです。

>動画
前編最後の予告編でもったいをつけてしまったので、後編編集に妙なプレッシャーを感じていますが、なるべく早くアップできるよう頑張ります!

2023/08/14 (Mon) 22:26 | EDIT | REPLY |   

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