晩夏のクルマ旅⑥:絶景路を往く - Car Life
fc2ブログ

Dachi

Dachi

Day 4後半編です。

両津まで戻った6台。佐渡島の北端部を目指してK45佐渡一周線を北上します。


一周線01

一周線02

一周線03

佐渡島の北部は、急峻な山の地形が海岸近くまで迫る景色が延々と続きます。K45はその海岸線に沿って走る道なので、素晴らしいビューを楽しめる快走路となっています。そんな訳で、そこそこのペースで走れ、それはそれで楽しかったものの、まだ空模様ははっきりしない感じ。「晴れている時に走ったら最高だろうなぁ」と心の中でぼやきながら、ひたすら北端部を目指しました。すると少しずつ晴れ間が広がってきて、この先の展開に明るい期待を持てる状況に。そんな頃合いで、先頭を行くJunさんの930が突然停車。そして、海岸線方面に向かう細い脇道に入って行くのを見て私も追随。そこには、ここまでの雨で溜まっていた鬱憤を一気に吹き飛ばしてくれるだけの素晴らしい風景が広がっていました。

DSC_07285_01(850).jpg

DSC_07282_01(850).jpg

実り豊かな田園風景の遠方に海が見える風景。ここにきてようやくフォトジェニックな自然風景に出会えました。
しかしここで、最後尾にいたUCさんとNowheyさんが来ていないことが判明。どうしたんだろうと思っていると、突然上空からUCさんのドローンが空襲してきました(笑) やってきた方角から察するに、どうやら彼らはもう一本手前の道に入ったようです。早速引き返してみると、そこは未舗装路。凸凹が少なくポルシェでも問題なく入れそうな雰囲気だったのでそのまま踏み込んでみると、更に圧巻の田園風景が待っていました。

DSC_07293_01(850).jpg

DSC_07289_01(850).jpg

DSC_07304_01(850).jpg

DSC_07305_01(850).jpg

DSC_07318_01(850).jpg

狙って訪れた場所ではなく、まさに偶然の巡り合わせで発見した場所。雨雲も完全に消え、空は高く澄み渡った青空に。雨雫を纏った稲穂は陽の光を受けて黄金色に輝き、皆、しばし時間を忘れて目の前の風景にシャッターを切っていました。

DSC_07320_01(850).jpg

DSC_07327_01(850).jpg

続いて立ち寄ったのは、先程の田園地帯から数キロの距離にある名勝・大野亀。
まるで亀の甲羅のようなこの大きな岩はなんど一枚岩だそうです。荒涼とした風景の海岸線に沿って道路が続く様子を見て、青森にある龍泊ラインの坂本台の景色を思い出しました。

一周線04

一周線05

その先も絶景道路は続きます。今回の佐渡ツアーの予習のために参考にさせていただいたクルマ仲間のwataさんの記事によれば、この道は北上ルートがお勧めとありましたが、なかなかどうして、傾いた陽を見ながらの南下ルートも悪くないです(ちょっと西日が眩しいですが)。

そして、暫く南下を続けた先にある入崎キャンプ場の駐車場に到着。
大分陽が傾いてきたため、本日最後のミッション「夕日に照らされるクルマを撮る」を、宿近くの海岸ではなくここで実行することになりました。

始めは駐車場内にクルマを停め撮影。
まずはソロ写真。そして、ライバル車比較記事のトップページ写真のような構図をイメージして2枚。

DSC_07338(850).jpg

DSC_07341_01(850).jpg

DSC_07344_01(850).jpg

その後、Nowheyさんが浜辺近くに出る道を発見してそちらに移動したので、我々もそれに続きました。

DSC_07352_01(850).jpg

DSC_07346_01(850).jpg

DSC_07356_01(850).jpg

DSC_07372_01(850).jpg

DSC_07359_01(850).jpg

DSC_07394(850).jpg

DSC_07373_01(850).jpg

DSC_07386(850).jpg

日没となり、ミッション終了。最後の最後で雲が出てしまったため、水平線に沈む太陽を拝めなかったのは残念でしたが、それでも十分に素晴らしい夕景でした。夜の帳が本格的に下り始めたため、速やかに出発。宿である「ファミリーオ佐渡相川」まで移動してこの日の全行程は終了。
記録を取るのを失念したため正確な走行距離は分からないのですが、おおよそ190kmは走ったかと記憶しています。前半は雨の中で辛抱の時間が続きましたが、後半は記憶に残る素晴らしいドライブとなりました。

⑦に続く。
関連記事
Posted by

Comments 2

There are no comments yet.
wata  

大して参考にはならなかったと思われますが(汗)、引き合いに出していただきありがとうございました。
以前、JUNさんから軍団のお仲間と佐渡島へ行く旨は伺っていたとは言え、総勢7台とは驚きです!
バイクならともかく、7台ものクルマで佐渡島へ渡って走られたというのは、19世紀末に日本で初めて自動車が走って以来、初めてのことではないでしょうか(震)。
しかし、佐渡島航路は高いですよね・・・。
新潟-小樽便が25,000円からありますので、佐渡島への20,000円は何とも割高なのですが、それでも個人的には行って良かったと今でも思っています。
引き続き、楽しい記事と素晴らしい写真に期待しております!

2023/10/02 (Mon) 19:21 | EDIT | REPLY |   
-  
To wataさん

wataさん こんにちは。
いえいえ、あのwataさんの記事があってこその、此度の佐渡ツアーです。そうでもなければ佐渡を魅力的なドライビングエリアとして認識することなどなかったでしょうから・・・
確かに佐渡航路は割高ですよね~。でも、今回は幹事のJUNさんが旅行会社との間で頑張ってくれたので、相当お得な価格で実現することができました。

>バイクならともかく、7台ものクルマで佐渡島へ渡って走られたというのは、19世紀末に日本で初めて自動車が走って以来、初めてのことではないでしょうか(震)。
後で聞いた話ですが、佐渡の一部のクルマ好きの間ではポルシェ&BMWの軍団が駆け回っていたと話題になったそうです(笑)

完結まであと2回お付き合いいただければ幸いです(伏)

2023/10/02 (Mon) 20:16 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply

Designed by Akira.

Copyright © 風薫る場所へ~Reprise~ All Rights Reserved.